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日常

熱い想い

今日は父親の30年来のお客様と食事に行ってきた。

父親は遠方で自営業をしており自分も片手間ではあるが手伝っている。その方は60歳で自分が30代の時に父親に出会ったと。

自分の父親のことをとても愛してくれて、どういうところが好きなのかという話を永遠と聞くことができてほっこりした。

世間から見るとうちの家族はとてもヘンテコである。

自分が幼稚園の時に突然離婚して母親と暮らすことになった。

離婚をしても毎日父親に会えるという生活を送っていたので離婚の意味を理解するまで時間がかかった。いつまで経っても「父親」という存在は変わらないし、まだまだ元気に生きていてほしいと心から思う。

母親の方が破天荒過ぎて14年前に他界してしまった。葬式の時は忙しい時期なのに父親は飛んできてくれた。元嫁の葬儀にしっかり家族側に座って参加してくれた。何も知らない人は離婚したこにも気づかない雰囲気を醸し出していたのかと思う。

そんな破天荒な母親を私は忘れることはない。あの世に逝っても毎日想い出すそんな母親のことも尊敬している。

今回は父親のことについてであるが、離婚当初は母親から父親の悪口を聞いたこともある。でも嫌いになることは一度もなかった。まぁ、長年親子をやっていると色々あるがずっと大好きな父親である。

そんな父親のことを愛してやまないお客様。

本当にありがたい話である。

そのお客様は「そこに社長(私の父親)がいるから会いに行くのだ」と嬉しそうに言った。

ここから実家までは400㎞離れている。わざわざ一緒に飲むために会ってくると言うので色々お土産を渡して届けてもらうことにした。

他人様にここまで想われるってすごいなと。

少しでも具合が悪そうな話を聞いたら心配になると言う。

まだまだ元気に働いてもらうにはどうしたらいいのか一生懸命話し合うが、すぐにお客様は泥酔してしまうため毎回同じ話題になってしまう。

それもまたよし。

また一緒にご飯を食べる時も同じ話題で盛り上がることであろう。人とのご縁って本当に素晴らしい。

楽しい時間を過ごせたことに感謝して今日は眠ろうと思う。

お休みなさい。

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