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リアルとバーチャル

以前話題に出した毎日挨拶の呟きだけで繋がっていた彼に、「私と会う気はありますか?」と聞いてみた。

その解答は、「休みがないので実際には無理かなと思っているよ」とのこと。

こちらが時間を合わせれば夜遅くから会えることを提案してみたら、「いいね!」とは返答があったが、それから日課の呟きがなくなったのである。

一か月ひたすらあちらから一方的に呟いてきた挨拶に応えてきただけの関係であった。

彼にとっては会えることのない遠く離れている女とのやり取りが楽しかったのである。

急に会うかもしれないという現実を提案したら焦ったのかもしれない。もしかして結婚してるかもしれないし、彼女がいるのかもしれない。マッチングアプリは半分バーチャルな世界なのでどんなことが起こってもおかしくない。

とりあえず三日間連絡は来なくなったのでこのままフェードアウトパターンかな。もちろん自分から連絡する予定もなし。

スピ系の有名な人たちが「また会いたいと思わせる人間になるといい」と言う。

一度も会ったことのない相手であれば、「実際に会ってみたいと思うようなやり取りをしたらいい」と置き換えることができるのかな。

確かにここ数年は行動制限がかかって身軽に動くことができないのが現状である。

そんな中でもまた会いたいと思える相手に出会えることってなかなかの確立なのではと思う。

実際私にはまた会いたい人がいるのであるが、この情勢の中気軽には会ってもらえない可能性もある。

新月の日に連絡してみようかな~。

会えなければ一人で楽しむのでそれはそれでよし。

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