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日常

読書

ここずっと恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んでいた。

なかなかの超大作、上下巻である。

飽きっぽい私は同時に経営や税金の本を読みながら、小説も読むようにしている。架空の世界を想像することはとっても楽しい。

今回は天才ピアニストたちのお話であった。

ピアノを弾けるってだけで尊敬であるのに、それを生業にする人たちって本当に凄い。

小説を読み進めていくうちに全く音楽の知識のない自分が「この曲を聴いてみたい」と思うのが不思議な話である。

今回は実写化された映画があったのでそれを楽しみに少しずつ読み進めて行った。終わりが近づくにつれちょっと寂しくなって読むペースを落としてみたりして。

やっと読み終わったと同時にアマゾンプライムで一気に映画を観たので勝手に一人興奮冷めやらぬ夜になった。

そのついでにその主人公の男の子の作品がお勧めに出てきたので続けて映画を観てしまった。完全に夜更かしである。

若い頃のピュアな感情を思い出したり、こんな風な青春を送れていたら今頃一人じゃなかったのかなと妄想してみたり。

甘酸っぱい青春時代をのぞき見すると自分の楽しかった学生時代が思い出されるのである。楽しい想い出は高校の時であるが、中学では思春期のいじめを経験したし、誰かを無視して傷つけたこともある。必ず自分のしたことは返ってくることに気づいてからは人にされたくないことはしないように心がけて生きている。

人の人生に口出しはせず、必要とされたら手を差し伸べる。

1週間前にストレスメールを読んでから耳の中でポワポワ空気がこもっている件。今回はなかなかしぶとい。

冷静にズバズバと意見を言ってくれる後輩に報告してみたら、「男は馬鹿だから会えばどうにか復縁できるとでも思ってるんすよ!無視無視!」と。本当その通り。

過去のトラウマもあり、慎重に動いてはいる。

出来れば私という存在を忘れてほしいと切に思う。

さぁ、明日からまた何か小説を読もう。

そしたら自分のこんな悩みなんてかわいいものと思えるかな。

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