仕事の電話でちょっと気になる内容があったので吐き出しておこう。
「これから死にたいと思っているんですが、どうしたらいいですか?」
う~ん。命の電話とこれは間違っているなと思ったが、邪険にして話を切り上げて切るのは悪いかなと思ったので少し話を聞いてみた。
今日一日遺書を書いていて気づいたら遅い時間になってしまった。死ぬ場所はもう決めていて、スマホを家に置いてその場所に行こうと思うがもう暗いのでやめたとのこと。
結論から言うと、本当に死を覚悟した人は第三者と話そうと思わないのではなかろうか?
少し話を聞いていたら彼女も落ち着いて今日はまず寝てみて起きてから主治医にオクスリについて相談してみるってことになった。一安心。
その後、彼女がどうなったかはわからないが多分生きていると思う。
まだ若い声であった。
外にアピールできているうちはまだ大丈夫かな。
自分も若い頃とっても辛い時に死んでもいいかなと思ったことが一度だけある。
そんな過去があって今がある。
辛いものは辛い。
でも楽しいことはいくらでも待っている。
全ての経験が今の自分を作っている。
なので、ちょっとだけ死にたくなる人の気持ちもわかるし、精神が乱れた感覚も分かる。
癌を告知された時の気持ちもわかっているつもり。
親を亡くした時の喪失感もペットを亡くした時の哀しみもわかる。
それが歳を取るということですね。
人は皆、死に向かって生きているのでその限られた命を全うできればそれでいいなと。
お金があり過ぎるから幸せとは限らないし、無くて不幸せなわけでもない。幸せと感じるのは人それぞれ。
人と比べないのが一番。
自分にとにかく集中して心を満たして行こう。