痛みを伴う決断を終え、やっと落ち着いた。
人は食べ物が食べられなくなるとエネルギーが枯渇し全てのやる気を失い、起きていることが出来ずただただ眠くなることがわかった。
食欲だけが自慢のこの私が丸六日間殆ど食べることができなくなったのである。癌になった時でさえそんなことはなかったので流石に周りから心配された。
「病院に行って診てもらった方がいいよ」と何度か言われたが、記憶にない位、内科にかかったことがない。
胃痛があると訴えたとして、対処療法しか出来ないのがわかっているのでひたすら自分の身体の声を聞いて安静にして、徹底的に胃腸を休ませてみたのである。
その間唯一食べられたのが「りんご」である。
たまたま贈り物で段ボールで美味しいりんごが届いた次の日にダウンしていたので救われた。
一人で住んでいると買い物にも出られないし、宅配を受け取るのも困難であった。
少し立ち上がれる時にりんごを食べて凌いだのである。
今回の経験は色々勉強になった。
七日目の朝に何だかふっと抜けた感覚があった。
同時に頭も冴えわたりやりたいことがまた次々と出てきて動くことができた。
何より普通にイタリアンを食べることが出来て感動。
美味しく料理を頂けることがこんなに嬉しいなんて。
ということで復活しました。
今日は冬至である。
色々始まる感じでワクワクする。
前向きな動画を見て、自分に暗示をかけて楽しい未来を想像して。今日も良い日でありますように。