数日前、待ち合わせの時間に5分遅れながらお料理屋さんに小走りして建物の入り口に入ったところで「すみません…」と小さい声で声をかけられた。
「気になったので声をかけてしまいました」
「独身ですか?お酒は好きですか?」
とこちらは待ち合わせに遅れているので急いでいるのに、話しかけてくる。
道を聞かれたと思って振り向いただけなのに。
何かの悪戯だったとは思うが、あっちも必死だ。
質問には答えて、急いでいるのでと言って離れようと思ったら、「LINE ID書いたので受け取ってください」と渡された。
令和の時代でそんなナンパってあります?
目の前でIDを紙に書くならわかるが、あらかじめ用意してあったのもおかしい。
でもなかなか知らない人に渡すのも凄いなと。
ある意味変わった男性である。
自分に話しかけてきた勇気を褒めてあげたい(何様?笑)
結果から言うと、自分のタイプではないが第一印象が普通で記憶にもそんなに残らず、正直特徴を覚えてない位。
「あれ?婚活中の後輩に良いかも?」と昨日思い立ち、連絡をする気はなかったがしてみた。
さてどうなることやら。
とりあえず返事は来たが、いかんせん謎の男のためなかなか情報を引き出せず。
このままそっとフェードアウトするかもであるが、ご縁があれば続くのか。
昭和スタイルのナンパに驚いた年明けの出来事でした。