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予防医学 健康

基礎体温の管理

癌になるまで自分の平熱がどれ位なのか全くわからなかった。

というか気にもしたことがなかった。

癌治療で入院すると毎朝検温がある。そこで初めて自分の平熱が35度台ということに気づく。これこそ大きな気づきであった。

癌になったと同時に色々調べると、低体温が一番癌細胞が活発になるということがわかった。

まさにそうじゃないか。低体温にストレスも加われば身体に異変が出てくるのではないかとその時思った。

人間は誰しも癌細胞を持っていると言われている。色々な本を読んでいるうちに癌を怖がることはないと思うようになる。

自分が低体温気味であっても特に「冷え性」の自覚はなかった。

目標は平熱36.5度。体温が上がると免疫力も上がる。

その頃から体質改善、予防医学に興味を持ち始めたのかと思う。

自分の基礎体温を把握することはとてもいいことである。

今は新型コロナウイルスの流行で自分の体温に敏感な人が多くなった。職業柄相談に乗ることも多く、平熱が35度台なのに36度以上あってコロナじゃないかと心配だという声も聞く。

仮にコロナにかかってしまったとしても免疫力が高ければ無症状で終わることの方が多いと思われ、低体温の人は外部から入ってきたウイルスと闘う力が低いので微熱状態になり具合悪い状態が続くのではないかと思う。これはあくまでも自分の見解。

生姜を多く食べてみたり、体を冷やさないよう出来る限りのことを続けた。すぐに効果は出ないがやらないよりはいい。

意識を変えることが大事。

想いは現実になる。

コツコツと続ける。

今までシャワーで済ませていたのを湯舟に入ってみたり。

小さなことから変えていった。

気づいたら平熱が36度を超えていた。

今では36.5度~37度の間だと何だか安心する。

癌細胞をイメージして静かになっていくイメージをする。

体温はバロメーター。気に掛けるようになったら色々身体の変化に気づけるかと思うので是非気にかけてほしい。

あの頃読んでいたブログで温熱療法を実践してる人がいた。

ハイパーサーミヤ療法や自宅で岩盤ドームのような物に入ってとにかく身体を温めていたが四六時中温めることが出来ないのでなかなか完治にはつながらない感じではあった。でもひたすら身体を温めることは健康に繋がるということは十分理解した。

数年後に理想的な温熱機器に出会うとはその時思ってもみなかった。その出会いで自分の人生がほんの少し変わっていくことになるとは…。

癌になったことによって出会いが劇的に広がっていく。

家族以外誰にもオープンにせずこっそり癌を克服する人もいれば自分のように皆にアピールする人もいる。

患者会というものには一切入らなかったが、色んな種類のがん患者さんの相談にその後乗る機会が多くなっていく。

それと同時に、癌になってから悩む位なら、防げるものなら防ぎたいという「予防医学」に興味が湧いてくるようになる。

癌にならなければ考えないようなことを多く考える。

一つ一つ整理しながら振り返っていこうと思うがいつも癌の話題ばかりもつまらないので次は全然違う話題にしようかな。

明日も気持ちよく過ごせますように。

おやすみなさい。