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予防医学 健康 悩み相談 日常

癌になったからこそ

かれこれ癌になってから13年が経過した。あっという間である。癌になってから劇的に人間関係の幅が広がった。普段、出会うことができないような人たちとつながるようになっているのは確かである。

自分のように癌だということをオープンにして、同じような悩みを持っている人の悩みを少しでも軽くしたいと思って生きていることが人間関係の幅が広がった要因ではあるが、癌であることをひた隠しにして静かに自分と向き合う人も沢山いることも知っているのでどちらでも良いと思っている。

ふと先日13年前に癌を告知され、すぐに入院した時のことを思い出した。

乳がん専門病院に入院したのであるが、癌になる人には何パターンかに分かれることが何となくわかった。

  • 頑固な人
  • 自分のことよりも家族や他者を優先にしてる人
  • ストレスを溜めやすい人
  • とにかく頑張りすぎる人
  • キャパオーバーになっていることに気が付かない人

隣の病室には1年前に乳がんになって全摘したのにもう片方の乳房にも癌が出来て手術をしている人がいた。

とにかく殺気立っていて、気が強そうな女性だったのを覚えている。他者を寄せ付けないとにかく頑固そうな人であったが、もしかしたら一度目の乳がんの時に少しだけ自分を変えることができたらそんなに早く癌が出てこなかったのでは?と印象が残っている。

どんな病気でも、「病気はメッセージである」ということを思い出して、とことん自分の身体と向き合うことがお勧めである。

昨年、友達のお父さんの癌の相談にのったことがある。

一通り抗がん剤治療を終えて、副作用に悩んだ時期もあったが季節が変わるごとに近況報告の葉書が届くようになった。

それが毎回手書きの絵葉書を送ってくれてほっこりするのである。

これは自分が癌になったからこそ繋がった縁であり、友達のお父さんが癌に負けず元気に生きていることを知ることが幸せでもある。

病気になって大騒ぎする前に予防できることを伝えていけたらなと今日も思うのである。

何度も書いているが旬の食べものを食べて身体の中から元気になるのが一番!食欲の秋、食べすぎ注意であるが程ほどに食べようと思う。

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死生観の変化

癌を告知されると、少なからず「自分は死ぬかもしれないのか?」と考える人が多いのではないかと思われる。まだ31歳だった私は未婚だし、まだまだやりたいことがあるから死ぬわけにはいかないと思った。

いつか人間は死ぬ。それは皆一緒で遅かれ早かれその時は訪れる。

入院した途端に病人になってしまうのはどうしてだろうか。

不思議だなと。病院のベッドの天井を見て模様の点々の数を数えながら外の世界とは全く違う時間が流れていることに気づく。

味気ない食事を食べてひたすら横になって過ごす。

どんどん筋肉は落ちて行って少し歩くだけで疲れる始末。

自分の癌は次から次へとやることがあったので、死ぬことを考えている暇もなかった。何より入院して一か月後には職場復帰していたのですぐに現実に引き戻された。

死生観についてだが、とにかくその日一日楽しく、悔いなく生きることが一番だなと強く思う。何事も精一杯。

ただし、ストレスはためないこと。

自分の心の声をよく聞いて、モヤモヤするようなことはしない。

自分のエゴも人に押し付けない。

死生観は人それぞれだが、何年か前に友達の義理のお父様の癌の相談にのった時のこと。

すい臓がん末期であったが、私が出会った温熱機器を四六時中使うと抗がん剤の副作用が緩和され、必死に使えば使うほど命を落とさずに延命できると信じて使い始めたが、本人より家族の想いで温熱機器を使ったので肝心の本人の生きる気力がかなり低下していた。

病気を治すのはあくまでも本人の強い意思があるのが大前提。

まだその方は60代後半で若かったが、人生において色々なことを達成してしまっていた。家族、金銭的、人生の目標など満足いく結果を出していたのだ。むしろ自分が末期がんになったことによってそれぞれの生活が忙しくバラバラになっていた家族が毎日病室に通って時には泊まってくれて、それはまた幸せな時間を過ごしていたようだ。

ここで自分の癌が治ってしまったら、またそれぞれ自由に生きていくことになり、病気をして毎日家族に心配されて人生を終えてしまう方が幸せだと思ったのかもしれない。

本人の意思で温熱機器を充てるのを途中でやめたのである。

それからはあっという間に肺に水が溜まり静かにあの世に旅立ったと聞いて、色々な死生観があるなと感じた。

自分なら可能性のあるものであれば、あれやこれや試して悔いなく死んで行くんだろうなと。しかし身体がしんどくてメンタルも落ちて全身に痛みが走っていたらとにかく楽になりたいと思うのかなと思う。

その後も次から次へと癌の相談にのることになる。

今日はここまで。

おやすみなさい。

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スピリチュアル 悩み相談 日常

目まぐるしい一日

今日は珍しく寝坊から一日が始まる。

自分の平均スッキリ睡眠時間は5時間。今日は7時間も爆睡してしまった。睡眠時間が多いと逆に疲れることがあるが今日はいい感じ。

日中仕事を卒なくこなし、用事を足しに友達の家へ行く。

コロナ離婚を考えている友達であるが、心が揺れているらしい。

自分は結婚もしたことがないのに、離婚の相談やらセフレとの関係の相談やら持ちかけられることが多い。

基本的に否定も肯定もせずに、なるべく自分自身で答えを出すように促す。自分で決断をすれば誰のせいにすることもなく無駄な他者に対するイライラ感情を持たずに済む。

彼女は離婚をした場合と元さやに戻る場合の気持ちや状況を紙に書き出して整理をしているようだ。

そこまで客観視できているのであれば安心だなと。

ただ一人になることへの不安が強いので、

「一人でも生きて行けるよ」とだけアドバイスをした。

共依存の関係は大変危険である。

自分を愛して自分の心地いい決断をしてもらいたいものだ。

男女間には情が発生して、簡単に話が進まないことも多い。

何が正解かは誰もわからないが、少しでも無理をすると体は正直なので何かしらのメッセージを与えてくれることだろう。

1時間位話を聞いていたら目の周りが重くなってきた。

自分の体は正直だ。彼女の不安の念をいただいてしまったようだ。

その後さよならをして、もう一人の友達に一瞬会った時に、

「首から上が淀んでるよ。何かもらってきたね。今日は塩風呂で浄化してね。」と

さすが占い師。何か見えているようだ。

そんな発言は慣れているので、素直にお言葉を頂戴して、帰宅後すぐ塩風呂に入って浄化をした。

自然と頭の重さは消えていた。

そんなことが日常である。

生きて行くと悩みがあるのは普通のこと。

誰にもその思いを吐けず心にため込むと病気になってしまう。

彼女は大丈夫だろう。どんな結果を迎えても幸せになってもらいたい。→結婚したことない私が言うなって話だけど。

最近相談に乗ったら下記の言葉をよく発している。

  • 無理をしない
  • 自分の心の声に従う
  • 自信を持つ
  • 小さな目標を持って一つずつクリアしていく
  • 直観を信じる

自分自身へのメッセージでもあるのでアウトプットすることでよりイメージしやすくなる。

癌になってから思考が色々と変わったなと。

次回は癌のことについてかな。

病気はメッセージ。

おやすみなさい。