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医療ジャーナリスト

世の中には医療ジャーナリストというお方が存在する。

自分が突然癌患者になった13年前、色んな情報を収集した。

基本的に抗がん剤は免疫を落として元気な細胞も攻撃してしまうというのは有名な話。だからと言って治療法に抗がん剤しかない場合は選択する人の方が殆どだろう。

何を選択するのも自由である。

その頃から抗がん剤を全否定していたそのお方の講演会があることがわかり、実際生の声を聴きたくて行ってきた。

内容はなかなか極論が多く、全部その通りには自分は生活できない。

・肉や牛乳をはじめ、動物性のものは摂取しないこと

・ファスティングの推奨

この2点は自分には実践できない。

何事もバランス良くがモットーである。

病気にならないための極論と、なってからもなかなかの極論であった。

癌になったら「薬は飲まず食べずに寝れば治る」と言い切った。

しかし、進行性の癌の場合は食べられなくて衰弱することもある。

病気には外的要因と内的要因があり、基本的にはストレスがもたらす影響が大きいのではないかと自分なりに分析した。

心のモヤモヤは何もいいことはない。

自分の心の声に従って言いたいことは言ってため込まないこと。

何度も書いてるが笑うことって本当にどんな薬よりも効果があるんじゃないかなと。

極論をずっと発信し続けている医療ジャーナリストのお方は、色んな非難をあびることもあるのではないかと心配もしてみたが、かなりのパワーを持った人なのでそんな心配は無用な感じであった。

言論の自由であるので、色々なことを発信している中で自分が納得いく情報を得たらいいのでは?と思う。

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色んな人に会う

ここ一週間ブログをアップする間もなく色んな人に会っていた。

世間はコロナで大騒ぎしているが、マスクをして沢山の会話をしてきた。ウイルスが飛び回ることはないと感染症専門の人がテレビで言っていた。元々、手洗いはしっかりしているので引き続き手洗いを気を付けていればまず大丈夫かなと。

そんなに恐れることはないかと思う。

基本的に自分より15歳以上年上のお友達や知人と立て続けに会い刺激を受けてきた。

自分の経験を生かして今後、癌患者さん向けのワークショップにかかわるかもしれない話も浮上した。

患者会などには全く興味はなく、同じ傷を舐め合う気もない。

病気を治すのは自分自身なのでどれだけ自分と向き合ってより幸福感を感じることが出来るかを各々見つけることがテーマなのかなと。

自分を愛して、誰かの真似をすることもなく、誰かに依存をせずに幸せを感じることって素晴らしい。

まさに自分軸である。

誰かありきの人生ももちろん素晴らしいことであるが、人は必ず死ぬ。一人で死んで行くのである。

入院時に天井の模様を見て、どんどん病人になっていったことをふと思い出した。動けることって素晴らしい。

今住んでいる場所から飛行機に乗って違う土地に向かう時は自分にとっては至福の時間である。

ここ最近頭で描いている未来予想図が少しずつ明確になってきた。

皆が笑顔で話している映像が見える。

それぞれが個性的だが自分の大好きな人たちが交わることで何かまた大きなエネルギーが生まれる気もする。

人それぞれお役目をもってこの世に舞い降りてきているとするならば、そのお役目に気づきたいなぁ。

今回とりあえず昔の同僚の気分転換の相手はできたようだ。

悩み過ぎ、気にし過ぎは良くないよと伝えてきた。

変わるのは自分自身。病気でいたいならいればいい。

ちょっと冷たいかもしれないが、他人を変えることはできない。

昔はギラギラしていたのに、病気をすることによって変わった人もいる。エネルギーが随分変わってしまった人もいる。

人の命には限りがあるので、日々後悔せずに今年も残り一か月ちょっと駆け抜けます。

なんだか今日は書きたいことが沢山だがまとまらないのでこの辺で。

次回は命がけで生きている人の講演会を聞いてきた話にしようかな。

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予防医学 健康 悩み相談

薬について

薬を全否定するつもりはない。

癌になってから色々な情報を集め勉強をしていくうちに薬とうまく付き合わないとならないことに気づいたのは事実である。

漢方薬を飲んで化学物質ではないからと安心していても、気功の先生には「薬と一緒よ。漢方薬も肝臓で分解するから負担がかかるのよ」と言われ何となく予防のために飲んでいた漢方薬を飲むのを辞めた。

基本発熱しても薬は飲まなくなった。

発熱こそデトックス。自分の免疫力で悪い菌を死滅させるのであるが、多くの人はすぐにでも熱を下げたいという衝動にかられるのではないだろうか。

職業柄色々相談にのることがあるのが、「病院で出された解熱剤を飲んでもすぐ熱が下がらなくて困っています」と。

そんなの当たり前である。

熱が出るということはそれまでに身体になんらかの無理がかかって耐えられなくなって発熱しているのであるから人によって効き方がバラバラであるのは当たり前。

基本的には暖かくしてとにかく汗をかき切ったら熱は下がる。

それは自分の場合であるが、1日で高熱が下がる。

明らかに感染症の場合はだらだらと気持ち悪い熱が続くことがある。過去に婦人科系から感染して血液検査で炎症反応を調べてわかったことがある。普通の風邪ではなかったので解熱剤では下がらず違う感染症の原因をやっつける治療をした。

薬を飲まないで自然と下がると下がったあとの身体の状態がとても楽ちんである。

ここで薬を飲んで無理やり解熱してしまうと、ずっと咳がついてしまったりすることがある。

出し切らずに薬で止めてしまうので、何かしら残ってしまうのでないだろうか。それは自分の見解である。

風邪だろうが、癌であろうが、身体が辛くなるのは同じ。

体温が2度上がるだけで生活の行動に支障が出て、ぐったり倒れてしまう。それに痛みなんかが伴うと、「あぁ、早く元気になりたいな。健康って本当にありがたいな」と思うのである。

健康を過信してはいけない。

昨日元気でも突然心臓が止まってあの世に逝った人もいる。

人の寿命はそれぞれであるが予防できるものであればしたい。

薬について話は戻るが、ホルモンのバランスが崩れて頭痛になることがある。

最近、どうにもこうにも仕事に支障が出るので、久しぶりに市販の鎮痛剤を飲んだ。飲む時は「この薬ですっきり治るんだ!」と暗示をかけて飲む。

おかげですっきり仕事を乗り切ることができた。

薬とは必要な時に仲良く付き合うのがいいかなと。

実際叔母は抗がん剤を投与する際に、血液の数値が悪く薬に耐えられなくなるので見送ったクールがある。

本人は薬を入れない方が食べ物を食べられるので喜んでいた。

無理に入れなくても本人が元気であるからいいのかなと。

弱りきっているところに更に強い薬を入れると命をもっていかれるので叔母の主治医に感謝である。

辛くなると電話をしてくるので今朝も話を聞いて安心させてあげた。自分が出来ることはそれくらいである。

短い秋を楽しまないと。

うかうかしていたら冬になってしまう。

皆様よい一日を。

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癌になったからこそ

かれこれ癌になってから13年が経過した。あっという間である。癌になってから劇的に人間関係の幅が広がった。普段、出会うことができないような人たちとつながるようになっているのは確かである。

自分のように癌だということをオープンにして、同じような悩みを持っている人の悩みを少しでも軽くしたいと思って生きていることが人間関係の幅が広がった要因ではあるが、癌であることをひた隠しにして静かに自分と向き合う人も沢山いることも知っているのでどちらでも良いと思っている。

ふと先日13年前に癌を告知され、すぐに入院した時のことを思い出した。

乳がん専門病院に入院したのであるが、癌になる人には何パターンかに分かれることが何となくわかった。

  • 頑固な人
  • 自分のことよりも家族や他者を優先にしてる人
  • ストレスを溜めやすい人
  • とにかく頑張りすぎる人
  • キャパオーバーになっていることに気が付かない人

隣の病室には1年前に乳がんになって全摘したのにもう片方の乳房にも癌が出来て手術をしている人がいた。

とにかく殺気立っていて、気が強そうな女性だったのを覚えている。他者を寄せ付けないとにかく頑固そうな人であったが、もしかしたら一度目の乳がんの時に少しだけ自分を変えることができたらそんなに早く癌が出てこなかったのでは?と印象が残っている。

どんな病気でも、「病気はメッセージである」ということを思い出して、とことん自分の身体と向き合うことがお勧めである。

昨年、友達のお父さんの癌の相談にのったことがある。

一通り抗がん剤治療を終えて、副作用に悩んだ時期もあったが季節が変わるごとに近況報告の葉書が届くようになった。

それが毎回手書きの絵葉書を送ってくれてほっこりするのである。

これは自分が癌になったからこそ繋がった縁であり、友達のお父さんが癌に負けず元気に生きていることを知ることが幸せでもある。

病気になって大騒ぎする前に予防できることを伝えていけたらなと今日も思うのである。

何度も書いているが旬の食べものを食べて身体の中から元気になるのが一番!食欲の秋、食べすぎ注意であるが程ほどに食べようと思う。

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予防医学 健康

とにかく励ます

前にも書いたが大切な叔母が胃がんになって体重が10㎏も減ってしまったという。抗がん剤を身体に入れると殆どの人が副作用に悩まされる。悪い細胞にも良い細胞にも何かしらの影響を及ぼすので叔母の場合は両方がやられてげっそりしてしまっている模様。人間は固形物を食べられなくとどんどん弱っていく。

食欲がなくなっているのであるから仕方のないことであるが、私は「とりあえず生きたいと思って食らいついて固形物も食べるようにしてね。」と励ました。

その後も電話で抗がん剤の辛さを聞きながら、「きっと良くなるから大丈夫」と呪文のように言い聞かせた。

「元気が出てきた!」と叔母が言ってくれて少しほっとした。

世の中には孤独に黙々と癌と闘っている人もいることであろう。

人に吐き出すことで楽になることも多いのと、とにかくストレスなく楽しいことをして笑ってNK細胞を増やすのが一番である。

でも薬の副作用が辛いのはよくわかっているつもり。

癌を克服した私が出来ることはただただ励ますしかない。

叔母の存在がどれだけ大きいかを知らされた今回の胃がん発覚。

薬で一気に免疫が低下して命を持っていかれることもあるので慎重に見守り気にかけていきたいと思う。

やはり本人の生きたいという強い気持ちが大事である。

2人に一人が癌になる時代。

なってから騒ぐのではなく、ならないように予防するのが一番。

癌は決して怖くないし不治の病でもない。

治療の選択を間違わなければきっと大丈夫。

あとは本人の免疫力次第。

とりあえず自分が癌になってから出会った温熱機器を叔母に使わせて体温をずっと上げてもらっている。

まとまりがつかなくなってきたので今日はこの辺で。

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健康

大切な人が癌になる

癌患者になってからというもの、自分は癌は怖くないと思うようになった。そうは言っても多くの人はまず「恐れ」の感情を抱くのではないだろうか。

つい先日、遠方に住んでいる叔母が胃の調子が悪くて精密検査をしたら胃がんであることがわかったと。多分初期である。

3泊検査入院をして検査に検査を重ねてその間にぐったり疲れ、すっかり病人になってしまった様子である。確かに検査をするのは疲れる。絶食して浣腸で全部出して、検査まで待たされてやっと検査をしてという行為は高齢の叔母にとっては苦痛でしかなかったのであろう。

「もう歳だから死んでもいい」と叔母は言う。

いやいや待ってよと。今回の癌はどう考えても夏に色々起こったストレスを抱える事象が原因であるので自分は消えてなくなると思っているが、本人が弱気なのでまず主治医の意見を聞いてしっかり納得した上で治療をするように伝えた。

あまり強い抗がん剤など投与しないでほしいなと願うばかりであるが本人とその家族が話し合って決めることなのであまり口出しはしない。

告知を受けてから患者は選択の繰り返しになる。

その選択は慎重にしなければならない。

癌細胞は人間誰しも持っているし、毎日細胞は生まれ変わる。

一定以上のストレスがかかると癌細胞が形となって出てくることがあると本で読んだことがある。

どんな病気にも共通して「ストレス」は万病のもとだなと。

自分が経験してきた癌克服において気を付けてきたことを少しずつ叔母に説明していこうかと思う。

まずは体温を下げないこと。免疫力が全てであるので身体を冷やさずベストな状態を毎日保つよう心掛ける。

あとは「治る」と信じ抜くこと。

自分の考えが全てではないのはよくわかっている。

今回は高齢なこともあるので、前向きになるような言葉をかけることしかできないがどう受け取るのかは本人次第。

助けられる命は助けたい。

まずは投薬前に叔母の大好物を送ってあげようかと思う。

「癌は怖くない。」

それが伝わればいいな。

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ダイエット 健康 日常

ゾロ目が好き

7月7日に突然ブログを開始してかれこれ2か月が経過していた。先月は書くモードにならずさぼってしまった。

あっという間に9月になっていた。その間、遠隔ダイエットモニターに参加して少しずつであるが体重が減少傾向にあり去年と同時期より2㎏ちょっと減っている。

エネルギーリリーステクニックという方法と体操を使ってより脂肪を燃焼させるようにもっていくというもの。

真剣に体重と向き合うので少しの変動にも敏感になっていたが楽しい毎日であった。モニターは終了したがまだまだ自分の理想体重まで数キロ落としたいので体操は続けている。

「たった2㎏?」と突っ込まれそうだが、40歳を過ぎた代謝が落ちまくりの自分にとっては本当にすごいことである。

まず体重計に毎朝乗る習慣をつける。もちろん体重が全てではないが自分のモチベーションを保つにはいいカンフル剤になる。

骨格を矯正したストレッチで見た目を変えるのもよし。

とにかく筋トレをして引き締めるのもよし。

自分の好きな理想の体型を思い描いてそこに向かえばいいんじゃないかな。

基本自分は怠け者なので、あれこれ決めるのは嫌いなほうである。気分で生きているので突然エクササイズモードになって汗だくになってみたり、全くやらなくなったり。ブログもそうであるが、毎日書くのはネタもないのでなかなか難しいが、一応どなたか読んでくれている人がいるようなのでさぼらず書いていこうかなと思い、9月9日ゾロ目の今日、再度決心をした次第であります。

先週、年に一度のがん検診に行ってきた。

13年経過したのでまず再発はないと思うが「一年後にまた来てね」と先生。コロナ騒動で病院に行く人が少ないのかと思いきやそんなこともなく、日帰りでの化学療法の人もたくさんいたし、検査待ちの人もいたので3時間位かかってしまった。

病気は突然表面化することがあるので、日々のケアは大切だなと。自分の身体に注目すること。今日はここが疲れたかな。よく頑張ってくれたなとねぎらう。

最近はお風呂に入って各リンパ節に向かって「老廃物よ流れろ~」と思いながらマッサージするようにしている。ただぼーっとお風呂に入っているよりいいのではないかな。

先日は東京からお知り合いが来てくれて沢山のパワーで元気をもらった。自分のちょっとした夢もその人に会ってさらに明確になった。夢を実現させるには思い描くことが第一であるかなと。

その先にみんなの笑顔も見えるし、絶対叶えたいのである。

常にやりたいことが出てくるが達成出来ているとは言えない。

好奇心旺盛なだけなのかもしれない。

小さな目標を日々クリアして、満足する毎日。

逆に自分にスリスリしてくる人とは会わないようにしている。

パワーを吸い取られるのがハッキリとわかるからだ。

エナジーバンパイアってやつですね。

あまり人に誘われることもないが、誰かと同じ時間を共有するのであれば自分が心地いい人と過ごしたいものである。

誘われたままに行ってしまうとただ疲れてしまったり、言葉の行き違いもあったりと散々な目にあうこともあり。

友達でもお互い一緒にいて気を遣わず無言でも平気な人がいいですね。

最近コロナ騒動から普通に会話ができていた人と話が合わなくなったということが起きた。

まぁしょうがない。自分が変わったのか相手が変わったのか。

関わると胸がざわざわするのでこれは会わない方がいいんだなと。直感でそう感じるようになった。

久しぶりのブログで内容がてんでバラバラになってしまった。

ちゃんとテーマを決めないとだめですね。

とりあえず今日はここまで。

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予防医学 健康

13年経過

自分が癌になってからかれこれ13年経過する。振り返ればあっという間である。

癌になってから初対面の人に「自分は癌やってるんですよ~」と言うと色んな反応があるが最近はそんなに反応する人も少なくなってきたような気がする。

自分の体験が誰かのためになっていることも多く、全然癌患者に見えないと何度言われてきたことか…。放射線治療で体がフラフラであってもさほど誰にも気づかれず仕事をしていた。

辛かったら辛いと言って休んでいたので無理をしないことが何より大事である。

今は二人に一人が癌になる時代。

40代から家のローンを組む友達は保険担当者から「癌になったら支払いしなくてもよくなりますから」と軽く言われたという。

癌にも色々あるのでローン支払い免除になる癌には種類があったりするのかな?とふと思うが敢えて調べないようにしよう。

私がここ13年間で相談を受けた癌は、血液の癌、すい臓癌、乳がん、子宮がん、膀胱がん、大腸がんと様々である。

本当に癌は身近である。

再発しないことが一番であるのと、家族や大切な人が癌にならないことが望ましいがもしなった場合は焦らないこと。

体温を36.5℃以上をキープして癌細胞が活発にならない体づくりをするといい。

こんな暑くても自分は温熱機器を恥骨に充てて血液の状態をよくしている。とってもいい物であるが口コミでしか広まらないので私の周りの親しい人しか使っていない。

殆ど癌じゃない人が使っている。おかげ様で風邪一つ引かず元気のようでうれしい限りである。免疫が上がっている証拠。

何でもいい。

自分にあった健康法を続けていくのがいいかと思う。

自分の身体を気遣うことを忘れてはいけない。

皆が元気でありますように。

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ダイエット 予防医学 健康

発酵食品は素晴らしい

昔から日本では発酵食品を多く摂取している食文化であるが、ここ最近新型コロナウイルス流行により自己免疫力を上げることの一つとして発酵食品が再注目されているように思える。

自分も癌になってからまず食生活を見直した時、とにかく発酵食品を多く摂取するよう心掛けた。それは今でも続いている。

たまには健康管理士らしくテキストを参照して書いてみようかな。

だれでも簡単に摂取できる「納豆」について掘り下げてみる。

  • 高タンパク・低脂肪
  • 大豆に比べビタミンKやビタミンB2、水溶性食物繊維などの成分が大幅に上昇して含まれている

ビタミンKには血液凝固作用や骨をつくるタンパク室の働きを助け骨粗しょう症を予防するなどの役割があると言われている。血液サラサラになる薬を飲んでいる人は医師からビタミンKを多く含む納豆を控えるように指示されている場合あり。

納豆の成分のナットウキナーゼは心筋梗塞、脳梗塞などの原因になる血栓症を予防する働きがあると言われているので、予防のために摂取を心掛けたいものである。

文章を書いていたら納豆巻きが食べたくなってきた。

何となく口にしている食品でも意味を知ると、効果がより出るかと思う。

発酵食品は他にも醤油、味噌、ヨーグルト、麹、酢、などがある。

どれも満遍なく摂取することを勧めます。日本食が好きな人は特に気にしなくても日々摂取することになるであろう。

ただ、洋食好きの人は発酵食品をすこしだけ気にしてみてもらいたい。たまに味噌汁を飲むとかそんなところから始めてみるとか。

自分は癌になってから積極的に味噌汁を飲むようにしている。キノコがいいと聞けば何も迷わずキノコをたくさん入れて飲む。

柔軟な頭も必要なのかなと。

そのうち身体が敏感になってくると自分に何が必要なのかわかってくる。ジャンキーフードは殆ど受付けなくなってくる。

美味しい物を少しだけ食べれば満足してくるが、なかなか体重が落ちない加齢との闘いがある。

ダイエットは永遠のテーマである。

最近のダイエット方法をまた教えたいなと。

珍しく体重が少しずつ減少してきているのである。

その秘密はまた今度。

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健康 悩み相談

死生観の変化

癌を告知されると、少なからず「自分は死ぬかもしれないのか?」と考える人が多いのではないかと思われる。まだ31歳だった私は未婚だし、まだまだやりたいことがあるから死ぬわけにはいかないと思った。

いつか人間は死ぬ。それは皆一緒で遅かれ早かれその時は訪れる。

入院した途端に病人になってしまうのはどうしてだろうか。

不思議だなと。病院のベッドの天井を見て模様の点々の数を数えながら外の世界とは全く違う時間が流れていることに気づく。

味気ない食事を食べてひたすら横になって過ごす。

どんどん筋肉は落ちて行って少し歩くだけで疲れる始末。

自分の癌は次から次へとやることがあったので、死ぬことを考えている暇もなかった。何より入院して一か月後には職場復帰していたのですぐに現実に引き戻された。

死生観についてだが、とにかくその日一日楽しく、悔いなく生きることが一番だなと強く思う。何事も精一杯。

ただし、ストレスはためないこと。

自分の心の声をよく聞いて、モヤモヤするようなことはしない。

自分のエゴも人に押し付けない。

死生観は人それぞれだが、何年か前に友達の義理のお父様の癌の相談にのった時のこと。

すい臓がん末期であったが、私が出会った温熱機器を四六時中使うと抗がん剤の副作用が緩和され、必死に使えば使うほど命を落とさずに延命できると信じて使い始めたが、本人より家族の想いで温熱機器を使ったので肝心の本人の生きる気力がかなり低下していた。

病気を治すのはあくまでも本人の強い意思があるのが大前提。

まだその方は60代後半で若かったが、人生において色々なことを達成してしまっていた。家族、金銭的、人生の目標など満足いく結果を出していたのだ。むしろ自分が末期がんになったことによってそれぞれの生活が忙しくバラバラになっていた家族が毎日病室に通って時には泊まってくれて、それはまた幸せな時間を過ごしていたようだ。

ここで自分の癌が治ってしまったら、またそれぞれ自由に生きていくことになり、病気をして毎日家族に心配されて人生を終えてしまう方が幸せだと思ったのかもしれない。

本人の意思で温熱機器を充てるのを途中でやめたのである。

それからはあっという間に肺に水が溜まり静かにあの世に旅立ったと聞いて、色々な死生観があるなと感じた。

自分なら可能性のあるものであれば、あれやこれや試して悔いなく死んで行くんだろうなと。しかし身体がしんどくてメンタルも落ちて全身に痛みが走っていたらとにかく楽になりたいと思うのかなと思う。

その後も次から次へと癌の相談にのることになる。

今日はここまで。

おやすみなさい。